小松菜はホウレン草と並ぶ、代表的な緑黄色野菜です。「小松」の名は植物の松とは関係なく、地名に由来します。一説には江戸時代、八代将軍・徳川吉宗が鷹狩をしに小松川村(現・東京都江戸川区)を来訪。村人が餅のすまし汁に青菜を浮かべて献上したところ、大変喜ばれ、この青菜に土地の名を賜ったといいます。もともとカブの仲間で原産は地中海沿岸。鎌倉時代に中国から伝来し、やがて根の部分ではなく、葉を食べるようになったそうです。
栄養価が非常に高く、カルシウムはホウレン草の約5倍。骨や歯を丈夫にし、骨粗しょう症を防ぎます。動脈硬化やガンなどを予防するβカロチン、風邪や美容に作用するビタミンC、さらに腸内をきれいに掃除して健康を保つ食物繊維も豊富です。 |
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| 旬は冬から初春にかけて。主力生産地の関東では特に真冬の霜で甘味が増して柔らかくなったものを冬菜や雪菜と呼んで珍重します。和え物やおひたし、炒めものがポピュラーですが、鍋もおすすめ。酒粕をかつおだしで溶き、適当に切った小松菜と塩鮭の切り身を入れて炊く酒粕鍋は体がポカポカと温まります。グラタンや炒飯の具にしても美味しくいただけます。日持ちが悪いので買ったらすぐに食べましょう。 |
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| 小松菜(アブラナ科) |
| 既述のようにビタミンとミネラルがたっぷり。滋養強壮はもちろん、風邪や肌荒れが気になる冬にぴったりの健康野菜です。 |
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