「お客様の喜ぶ顔が私たちの宝もの」。
このコーナーでは、あじかんのさまざまな「仕事」を紹介します。
【研究開発センター】
〜めざすは喜んでいただける製品〜
あじかんの研究開発とは、
「お客さまに喜んでいただける製品作り」を
意味します。


レオメーターによる確壊能力の測定。食感検査の一部です。

 「当社のこれまでの歩みは、まさに”お客さまのご要望にお応えする歴史”でした」。厚焼玉子と伊達巻から出発し、今では約700種類の製品をラインナップするあじかん。昔も今も変わらないのは「こんな商品があったら」というお客さまの思いを形にすることです。寿司店のご要望で作りはじめた、仕込みに手間のかかる「おぼろ」「味付椎茸スライス」「味付干瓢」はその代表例です。
 一方、新しい発想による独自の研究を進め、CTP(連続たまご焼、焼成機)やドラム焼成機、新タイプかに風味蒲鉾などのオリジナル機の導入も図ってきております。
 「研究開発センター」はそうした製品開発を担う部門で、研究グループと開発グループが置かれています。研究グループでは新製品開発に向けた基礎研究、たとえば、より良い味や食感を追求するための原料(卵・調味料・添加物等)の研究、安全かつ安心な製品をお届けするための研究に取り組んでいます。また製造システムや装置といった、当社オリジナルの製造技術開発にも努めています。開発グループはそれらの研究成果をベースに新製品の試作・開発を進め、さらにお客さまのご要望に沿った対応製品を生み出しています。
 今後も「お客さまに喜んでいただける製品」を合言葉に努力を重ねてまいります。
研究と開発(実践)。
チームワークで新製品を。
鬼塚 幸雄
研究開発センター/センター長
福岡県出身
ライン試作前のテーブルテスト。
細菌検査などで
安全性を確認しています。

【研究開発センターの仕事】
研究グループ
  (1)新製品開発を目的とした基礎研究(原料研究・品質向上)を行ないます。
(2)製造システムや装置等、製品を製造する技術の研究開発を担います。
開発グループ
  (3)当社の主力製品となる新しい製品の開発を進めます。
(4)お客さまのご要望に合わせた顧客対応製品を開発します。
 
あじかんといえば、おなじみの「玉子焼」。
卵にまつわるちょっとユニークな雑学集です。
第2回 物価優等生のヒミツ

一貫して庶民の味方
 デフレ時代とはいえ、何十年という長い目で見ると、確実に右肩上がりで上昇している物価。私たちの生活に直接影響するものだけに、その動きは気になります。
 ところが、昔も今も価格がほとんど変わらず、ずっと庶民の味方でいてくれるのが「卵」。「物価の優等生」といわれる大きな理由です。
 実際どれぐらい優秀なのか?卵が優等生と呼ばれはじめた昭和30年頃(1955年)と、平成15年(2003年)の物価を、ちょっと比べてみましょう。

昭和30年頃
平成15年
上昇倍率
米(10kg)
850円
3,560円
約4.2倍
豆腐(1丁)
14円
130円
約9.3倍
タクシー
(初乗り)
80円
600円
約7.5倍
理髪代
150円
3,500円
約23.3倍
郵便料金
(封書/はがき)
10円/5円
80円/50円
8倍/10倍
大卒初任給
1万3,500円
19万7,900円
約14.7倍

(Mサイズ1kg)
230円
279円
約1.2倍
※郵便料金以外は、おおよその価格です。
 ご覧のように、48年間に他のものが何倍もアップしているにもかかわらず、卵の上昇率はほんのわずか。これはもう、間違いなく優等生です。

価格の陰に技術アリ
 ではなぜ、ほぼ同じ価格を保っていられるのでしょう?2つの大きな秘密があります。
 まず一つは「卵をたくさん産む鶏」がつくり出されたことです。優秀な鶏どうしを交配するハイブリッド(雑種・混血種)と呼ばれる品種改良技術で、産卵率の高いヒナが得られるようになったのです。養鶏場の鶏の産卵数は現在、1羽あたり年平均250個にもなりますが、この技術がなかった昭和初期までは、たったの48個!5分の1以下に過ぎませんでした。当然、値段も高く今の1.5倍はしました。
 もう一つの秘密は、ケージ飼いをはじめとする「飼育&生産技術の進歩」です。ヨコにもタテにも自由に連結できるケージ(カゴ)を導入することで、スペースの有効利用が図られ、飼える鶏の数が飛躍的に増加。加えてロボットによるエサやりや、ベルトコンベアによる卵回収など、人手のかからない自動化が進み、低コストでの卵生産が可能になったわけです。
 大量生産というと、何だかありがたみが薄れるように思われる昨今ですが、こと卵に関しては例外。栄養豊富で美味しい卵が「安く買える」のだったら、大歓迎ですよね。


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