今回ご紹介する製品は、主に関西のお寿司屋さんで出されるちらし寿司の中の具をモデルに開発したすし具です。
より本格的な味を実現し、ちらし寿司やその他の細工寿司にも使える大変汎用性のある逸品です。 |

ちらし寿司 |
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◆春のちらし寿司の演出 |
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春の食材を盛り込みながら、春らしい彩りや形のもの(花レンコン、ユリ根の花びらなど)を組み合わせましょう。
《春の食材》
ワラビ・フキ・タケノコ・菜の花など |
◆今回のちらし寿司 |
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田舎風のちらし寿司をイメージ。
花レンコンとイクラで華やかさを。
春を感じられるように菜の花を散らしました。
キクラゲの食感と椎茸の風味が食欲を増進します。 |
◆おいしい寿司飯の作り方(寿司飯の水加減) |
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寿司酢を合わせると、その水分を吸収するので、普通のご飯より少し固めに炊きあげるようにします。
米と水は同量が基本ですが、新米は水を1割控え、古米は一割増すのがポイントです。
《米の吸収》
米をといだら、米と同量の水を加えて30分程吸収させますが、新米のように表面の水分が多い米は、ざるに20〜30分上げ、水切りをしてから加減をくわえて炊きます。 |
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ちらし寿司といえば、元来、祭礼などの行事のおりに、ごちそうとして家庭で作られたものですが、地域によってその様式は異なります。
関東では寿司飯の上に生ネタなどの具をのせるものが主で、関西風は干瓢や椎茸を煮て細かく刻んだものを寿司飯と混ぜ込んだ、いわゆるばら寿司です。
歴史的には関西風の方が古くから作られていたようです。
その他、華やかな飾り付けの京風ちらしや、カニや甘エビを散らした北陸風など、ちらし寿司には地域ごとの特色を出したものが数多くあり、地域色豊かな料理の一つと言えます。 |
現代では、各世代の嗜好・ライフスタイルの変化がマーケットを創造するというのは周知の事実。食生活においても様々なブームが到来し、新規性メニューが登場しています。
寿司においても、マヨネーズ・肉類・揚げ物などの新しい食材との組み合わせによる新メニューへ若者の嗜好は変化しています。
しかしながら、目新しい新規メニューを追いかける一方、市場のレトロブームを受け、各分野で回帰現象が見られています。それは、日本の伝統食である寿司についても例外ではなく、ちらし寿司へも注目が集まっています。 |
今回ご紹介するすし具は、主に西日本のお寿司屋さんで出されるちらし寿司(ばら寿司)の中の具をモデルに開発したプロ仕様のすし具です。
本製品の特長は、キクラゲの食感と干瓢の柔らかな舌ざわりに椎茸の風味を加えた高級すし具で、非常に汎用性の高い製品です。
なぜ汎用性が高いかというと、ちらし寿司やいなり寿司、押し寿司、茶巾寿司などの細工寿司に共通で使えるすし具だからです。
本来お寿司屋さんでは、にぎり寿司がメインの売り物で、ネタの仕入れや下ごしらえに時間と労力をかけているため、できるだけ手間が掛からないよう何にでも使えるすし具があったら便利という声にお応えして開発された製品です。
お寿司だけでなく、工夫次第では、面白い料理が出来そうです。 |
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