あじかんの総合品質

開発力【商品開発】

PRODUCT DEVELOPMENT

創業の思いを具現化し、
社会に認められる「価値」を創造します。

あじかんの商品開発プロセス

多様化するお客さまのニーズにお応えする商品を、より満足していただける品質とコストでタイムリーにご提供するために、コンカレント(同時並行開発)とクイック・レスポンス(迅速な対応)を行動指針にすえて、商品開発に取り組んでいます。

営業、研究、開発、生産のエキスパートが力をひとつにして、アイデアから技術開発、製品化までの大幅なスピードアップを実現しています。

チルドでは日本一のシェアを誇る玉子焼

厚焼玉子やきんし玉子をはじめとする玉子焼は、創業以来、本物の味を追求してきたあじかんの顔。すし、弁当、惣菜用などに350アイテムもの玉子製品を取り揃え、チルドでは全国シェアのトップを走り続けています。厳しい温度管理が要求されるチルドをメインにした製品づくりは、おいしさと品質へのこだわりの証です。

新メニューの開発にともなうオリジナルの製品づくりや、カット加工などのご要望にもきめ細かくお応えしています。

これまでにない生産技術への挑戦

あじかんは、1969年に他社に先駆けて「回転式だし巻き機」を開発しました。その後も、広島工場の稼働にあわせた「オーブン式連続厚焼焼成機」をはじめ、手焼き風の玉子焼が1時間に約1,400本製造できる「プレート式連続玉子焼焼成装置」や、従来の重ね焼きに比べて約2 倍の生産能力を誇る「ドラム式連続玉子焼焼成装置」を開発し、独自の技術であじかんの量産体制を支えてきました。

2017年には、つくば工場の稼働とあわせて「玉子焼の新製造ライン」や「ごぼうの連続調理ライン」、「ごぼう茶原料の自動乾燥ライン」を開発導入し、生産体制の強化を図りました。

新たな技術で家庭のつくり方を再現した「きんぴら牛蒡」

2017年稼働のつくば工場に新しく導入した製造ラインでは、これまで工場加工では難しかった手作りに近い食感と味を再現した「きんぴら牛蒡」を商品化することができました。
従来はまんべんなく味が浸み込んでいたためゴボウ本来の食感が失われていましたが、調理工程で加わる熱のダメージを低減させることで、パリッとしたごぼう本来の〝食感〞を維持することに成功しました。

この技術は「調理済み惣菜の製造方法およびその製造装置」として特許を取得しています。

ヘルスフード研究

日本で古くから食されてきた健康野菜の「ごぼう」に着目し、大学などとの産学官連携による共同研究を進め、ごぼうの抗酸化作用や腸内環境改善効果を成果として見出しました。2019年3月には、 「あじかん焙煎ごぼう茶プレミアムブレンドごぼうのおかげ」で、日本初の〝お通じ(便量)が改善する〟ごぼう茶として機能性表示食品を取得しました。